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ピアノの構造について   アップライト(縦型)ピアノ編   

 

ピアノの多くの部品、材料は基本的には木材で作られています。

そのひとつひとつの部品がそれぞれ与えられた役割を果たす事により音を奏でます。

 

下の図は大まかに示したアップライトピアノの構造です。


アップライトピアノ構造図】 主な部品名のみ記してあります。下記に簡単な解説あり。

     


アップライトピアノ、上記主なパーツについての解説

 

■チューニングピン

弦が巻きつけてあるピン(直径6o 長さ6p程) 調律の際回して音を合わす

■弦

ピアノ線(ミュージックワイヤー) この線が振動して音がでます

■アクション         

約 5500の部品が使われておりひとつひとつの動きにより弦を打つ (※下記アクション図参照)

■響版

弦の振動を増幅させる板(スプルースなど、エゾ松の一種が使われる)

■駒

弦の振動を直接響版に伝える働きをする(長駒と短駒の2つある)

■フレーム

骨組み ピアノ全体にかかる張力(約20t)を支えている(鋳物)

 

アップライト各部品解説ページ

 

    チューニングピン 

アップライトピアノアクション

 

 

 

アクション側面図 ・パーツ名称    ※年代、機種、ブランドによって細かい部分(材料・設計)が異なります

 

            

 1.ウィペン

 2.ウィペンフレンジ

 3.ジャック

 4.バックチェック

 5.ブライドルワイヤー

 6.ジャックスプリング

  7.ダンパースプーン

 8.ハンマーバット

 9.バックストップ

 10.ハンマーヘッド

 11.ハンマーシャンク

12.ブライドルテープ

13.バットスプリング

14.ダンパーレバー

15..ダンパーワイヤー

16.ダンパーヘッド

17.ダンパーブロック

18.ダンパーレバースプリング

19.レギュレーティングボタン

20.レギュレーティングスクリュー

21.ダンパーロッド

 

 

この上の機構が1keyに1セットづつ付いている。全部で88セット。 左側の線が弦、上のほうにある楕円のかたまりがハンマー。 このハンマーが弦を打つように各部が駆動する。

     


 

 

本体裏側  アップライトピアノを裏側から見たところ  ※機種・ブランドにより異なります

        

 

縦の柱が支柱 斜めに数本付いている木が響棒 一番奥の板が響版

 

支柱

支柱は支える柱の字のごとくピアノへ縦に取り付けられた柱ピアノ本体を支える柱。合計20tにも及ぶ弦の張力をフレームとともに支えています。ピアノによってはX(エックス)型に取り付けられているものもあります。

 

 

響棒

響版の板の木目と直角に交わるように貼り付けられた細長い棒状の木。響版の強度を増すと共に弦によって生じた振動をスピーカーの役目である響版にすみずみまで伝える役目をしている。

 

 

響版

ハンマーを打つことにより生じた振動が駒を伝ってきて増幅させて本体外へ出す板。オーディオ装置で言うスピーカーの役目をする。実際に耳に聞こえる音を作り出す重要な部分。素材には丈夫かつ曲がりにくい特性を持ち木目が通り軽くて弾力性に富むことから一般的にはスプルースが使われる。スプルースは以上の理由から振動の伝わりが早いため響版に適している。一枚の板ではなく何枚もの板が張り合わされ作らている。

 

 

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